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元タクシー運転手の独り言ブログ~防犯研修会編~

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本日もお好み焼・鉄板焼 あえ のホームページにお越しくださいましてありがとうございます。

最近何故か夜が眠れない状態が続いていて、朝起きることがとても辛いです。

たまには誰に起こされる事無く自然に起きるまで寝続けたいなとよく解らない感情が胸の奥にわいてくる事が増えてきました。



睡眠というのは人間にとってとても大切なものらしいですね。

しかし私はその事をとても疑問に思っています。

動物にとって寝るという行為は最も無防備な状態の1つだと思います。

眠っている間に他の動物からの襲撃も予想されるのにも関わらず、わざわざ寝ないといけない構造になっている事が疑問でしかたありません。



寝なくても問題なく活動出来るような体に進化しても良さそうなものだと思いませんか。

例えばキリンの様に一日2時間程度の睡眠でも問題ない様に人間も進化すればとかよく解らない事を考えています。

何なら座って寝る時間は2~30分程度で後は立ったまま寝るそうですからね。

人生というかキリン生をより多く満喫する気満々ですよね。

そんな事を書きながらPCの前で船を漕いでいるシゲが本日も更新させていただきます。

タクシーの防犯対策

2008年頃タクシー強盗が関西で多発していた時期があります。

それに伴いタクシー会社は防犯に対して力を入れているフリをしなければいけなくなりました。



そもそもタクシー運転手は基本的に会社が守ってくれると言った事はほとんどないと思っていただいて結構です。

FCで店舗を経営している様な感覚と思って頂いたらわかりやすいかと思いますが、基本的に会社はお金を持って行くだけの存在と私は認識しています。

その様な状況で強盗などに遭ってしまって、会社が防犯に力を入れていなかったからだと訴えられては大事です。

会社はそんな状況を少しでも回避しようという考えの元、対策に出る事を考えます。



勿論先述の『対策』とは防犯対策ではなく、訴えられた時に言い訳をする対策の事です。

因みに私が入社した時に後部座席に『緊急時通報装置付き』という謎のステッカーが貼っていました。

私は研修の時に当時の管理職の方に質問しました。





『この緊急時通報装置とやらはどこに付いているのですか?』



『君の口や。』



『ちょっと意味がわからないんですけど、どういう事ですが?』



助けて!!て大きい声で叫べばいい。



『なるほど。わかりました。』



これが残念ながら当時の姿です。

私が入社したのは2009年の2月なので、強盗が関西で多発し始めた頃です。

それから2年程してから少しだけ対策らしい対策が始まっていきました。

防護板設置



防護板とは運転席のヘッドレストに装着されるアクリル板の事です。

関西では運転席の座席のサイズとさして変わらないので、はっきり言って有っても無くても防犯には一切関係ありません。



私の感想では、ただただお客様との会話がしにくいという事だけです。

声の小さなお客様だと防護板に声を防護されてしまって一切聞こえません。

解りやすく言えば仕事の邪魔です。



そもそも私の場合は運転席の座席から体がはみ出していたので防護板からもはみ出していました。

そうなってくるといよいよ意味がありませんよね。

噂によると、関東の方では防護板が助手席の辺りまであるそうですが、お金を受け渡しするセンターコンソールの辺りは開いているので結局意味ありませんよね。

どうせ防犯の事を考えているのなら、運転席すべてを囲む位の勢いで付けてもらわないと意味ありませんからね。



聞いた話では最近お客様との会話の邪魔になるとか言って外していく傾向にあるそうです。

そりゃ防犯にならない上にお客様との会話の妨げになるとなれば、邪魔以外の何物でもないですからね。

防犯研修会とかいう謎の研修会

これは警察が管轄しているのか何なのかよくわかりませんが、警察の方に研修をしていただけます。



会社で数名がピックアップされて、その研修会に参加させられます。

私は非常に残念ながら、当時班長という謎の役職をいただいていたので研修会に参加させられる事となってしまいました。

会場に行くと、他社からもいやいや参加してきた方々がいらっしゃいます。

そこで出てきたのは警察の中でも中々特殊な部隊にでも参加しているかの様なムキムキの警察官です。

そのムキムキの警察官を見て私は思いました。







『先輩こんな事させられてんねや・・・』







私の柔道の先輩でした。

数年振りのまさかの再会がこんな形になるとは夢にも思っていませんでした。

そんな微妙な空気の流れる中で防犯研修会が始まりました。



始めに最近起こったタクシー強盗の内容を説明されて、対処法等を教えていただきました。

では実際その対処法を試してみましょう。



後部座席に乗った強盗は刃渡り15cmのナイフを持っています。

そのナイフを突きつけてお金の要求をしてきました。



どうしますか。



教えてもらった内容を書いていきたいと思います。



先ず安全を確認して道路の左側に寄せてハザードランプを付けて停車。



身の安全が保障されていない状態で周りの気を使っている場合ではないと思いますが、先ずする事はこれだそうです。



そして停車したら、左手で手板を盾にしてナイフから身を守る。



運転席の座席とセンターコンソールの間に手板を立てるスペースがあります。

因みに手板とは、運転手が乗車場所と後車場所を記入する紙を挟んでいるバインダーです。

その5mm厚の厚紙をつかって刃渡り15cmのナイフを防御しろという難題を押しつけられました。



そもそも全員が全員手板をそこに立てているという考えが残念でなりません。

私は手板を助手席に置いていたので、『ちょっと手板取りますんで待って下さい。』という感じで手を伸ばして取らなければいけません。



そもそもが穴だらけの防犯手段ですが、まだまだ続きます。



盾(厚紙)で防御している間に右手でシートベルトをはずします。

中々良い感じの体制になりますが、盾(厚紙)でしっかり防御しておかなければナイフの餌食になってしまいます。

私の予想では既に餌食になっているとは思いますが、警察の方々がお考えになったシミュレーションでは大丈夫なようです。

それを信じて続けていきます。



次はいよいよクライマックスの脱出です。



盾(厚紙)でナイフを防御して、そちらに強盗の注意を引き付けます。

そして、強盗が盾に気を取られている間にドアを開け、一気に転がり出て警察に電話します。



さてここで問題です。







後ろから車が走ってきていたらどうなるでしょう。







命のやり取りをしている最中で右後方の安全確認なんてしている暇はないかと思います。



ご想像してみてください。



普通に車を運転している時に左に止まっているタクシーの運転席から運転手が転がって出てきて避ける事って可能なのでしょうか。

私は間違いなく撥ねてしまい、業務上過失傷害か業務上過失致死で逮捕される所まで想像出来ました。

仮にそこも上手くいって、警察に電話出来たとしましょう。

その段階に入っても運転手はしなければいけない仕事が残っています。





強盗が逃げられない様にドアを押さえて待機する。





もう色々無茶苦茶ですよね。







THE ANADARAKE








私の率直な感想はそれだけです。



そしてすべてを説明され、何人か(私含む)が実践させられて最後の最後に先輩は言いました。







『強盗に遭ってしまったら、お金を渡して命乞いするのが一番です。』







そうですよね。



私も元々その予定だったのでこの研修会全く意味ないですよね。



むしろそれだけだったら各社に通知するだけでも十分ですよね。



取り敢えず研修会をしたという実績が欲しかっただけだと思いますが、体力的に残念なおじいちゃん達にブリブリ言われるだけという残念な結果となりました。



『各社に帰ったら皆さんにこの対処法を教えてあげてください!』



そりゃ教えるに決まってるじゃないですか。

こんな面白いネタ中々ありませんからね。

いよいよ防犯カメラ搭載



今まで書いてきた事なんて、この防犯カメラさんの搭載によってただの茶番となりました。

むしろ防犯カメラさんがなかっても茶番にすぎませんが。



今となってはほとんどの会社が防犯カメラを付けていると思います。

タクシー相手に強盗するというリスクが一気に高くなりました。

考えて強盗する人はもうタクシーに強盗するなんて馬鹿な真似はしないと思います。



さらに書いておきますが、タクシー強盗をして運転手を殺した上で防犯カメラを破壊し、中のSDカードを抜けばいいじゃないとか思っている残念な強盗さん。



全てではありませんが、映像をリアルタイムで送信してセンターに映像と音声を保存するシステムのカメラもあります。



当然どのカメラがそのシステムを搭載しているかなんて見た目でわかりません。

しかしそういったシステムが今後主流になっていくかもしれません。

私は今後、運転手が怖い想いをしたり、ケガ、ましてや殺されるといった事が起こらないよう切に願っています。

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