『お好み焼・鉄板焼 あえ』のホームページにお越しくださいありがとうございます。
タイトルからもご察し頂けるかと思いますが、本日のテキスト内容は『お好み焼・鉄板焼 あえ』の営業とは全く関係ありません。
そして言うまでも無く私シゲの更新である事もご察し頂けるかと思います。
『オッサンの方のブログかよ!由美ちゃんの更新かと思って楽しみにしてたのに!』と思った方は残念ながらオッサンの方なので、諦めて読んで頂くか今すぐ離脱する事をオススメします。
一回の由美ちゃんの更新で見られているブログ1位を一瞬で持って行かれた人気がない方のライターシゲが泣きながら更新させていただきます。
はじめに
今日は私が前職時代お客様からよく質問が有ったタクシーのハズレを引きにくいコツをご紹介したいと思います。
あくまでも『引きにくい』なので絶対とは言いません。
それと、私は芦屋を中心に阪神間でしか営業していなかったので、主に芦屋と西宮、神戸に対応していると思って頂いて結構です。
その他の地域でももしかしたら参考程度にはなるかもしれません。
最初に言っておきますが、私はタクシー運転手という職業がとても大好です。
今後のタクシー業界のサービスの向上や、公共交通機関として発展してく事を願っている事をふまえてお読みください。
どこのタクシー会社が良いの?
流石に具体的な社名は避けておきたいので、フワッとした書き方になってしまいますが、大きい会社の車に乗るのが固いです。
勿論小さな会社でも素敵な運転手さんは間違いなく居ますが、圧倒的に少ないのはまず間違いないと思います。
あくまでも確率ですが変なおっちゃんに当たる確率の方が高いです。
ハズレを引きにくいのは俗に言う電鉄系のタクシーはそこまで大ハズレを引く事は少ないと思います。
電鉄系の社名と同じ社名のタクシーは私の知っている限りマシな部類です。
もしタクシーにお困りの方がいらっしゃいましたら、当店まで起しいただいて『シゲ!良いタクシー紹介しろよ!』と言っていただけたらいくらでも紹介します。
何なら私オススメのドライバーを直接ご紹介させていただきますよ。
ここには書けないタクシーの事等も聞かれたら何でもしゃべります。
駅付けのタクシー
駅に付けているタクシーは2パターンあります。
私鉄は電鉄系の専用乗り場があって割と安心して乗る事が出来るかと思います。
JRや地下鉄の様に自社でタクシーが無い駅にはタクシーロータリーに様々な会社のタクシーが入っています。
基本的にその様なロータリーには入れる人が決まっています。
本当は誰が入っても良いはずなんですが、未だに縄張り制度が生きていて、無断で入った日には信じられない位責められます。
全部が全部が悪い乗り場では無いですが、気を付けてください。
では、その様なロータリーしか無い駅で良い車を探すコツを紹介しておきます。
大前提として、車が綺麗なタクシーを選んで下さい。
会社に所属しているタクシーの場合は、新しい車を与えられる人は事故率が少ない・営業成績が良い・お客様からの評判が良い・歴が長い、と言う感じで与えられます。
新車に乗っている人はまず間違いないです。
しかし、一般の人にはタクシーの古い、新しいは見分けられないですよね。
『この車綺麗やから新車に違いない!』と思っても、さっき洗車したばかりかもしれませんからね。
と言うことで見分けるコツを紹介します。
ナンバープレートは古い順に
神戸 500 あ ・・・1〜99-99
神戸 500 い・・・1〜
と言う感じで新しくなっています。
今現在の最新で20-00行ってるか行っていないか位です。
端番が古い車でパンチパーマだった場合はハズレなので少し待つか、自分が乗りたいと思った別の会社の車を指差して『あの会社のチケット持ってるからあの車に乗りたい!』と言えば大丈夫です。
乗った後に『あの運転手怖かったから・・・』と言えば理解してくれます。
ちなみに端番(ハナバン)とは、業界用語の先頭を意味しています。
会社に所属しているタクシーはこれで攻略出来るかと思います。
では個人タクシーはどの様に見分けたら良いのでしょうか。
タクシーは基本的にクラウンコンフォートと言う車種を使います。
最近では燃費の都合からプリウスを使う事も増えてきました。
基本的にコンフォートはハズレ率が高くなっています。
なぜかと言うと、『みんなコンフォートやから別にこれでいいわ。』とか思っている運転手がいい接客出来るとは思いません。
もしくは『俺、金無いから仕方なしでコンフォートやねん!』という運転手も大した事ありません。
何故かと言うと、売上げが低いから車が変えられない、車以外の事にお金を使うから車に回せない。という事になります。
自分の仕事道具の中でも免許証の次に大事な車。
お客様の乗り心地なども考えてより上を目指していくのが普通ではないでしょうか。
乗れたら良い。仕事出来たらなんでも良いではいい接客なんて考えているとは到底思えません。
しかし良い車に乗っている人の中で極稀にただの車好きが紛れ込んでいるのでその時は諦めてください。
路上で客待ちしているタクシー
三宮などに行くとどこかしこにタクシーが停まっていると思います。
三宮に関しては割りと色んな所にタクシー乗り場があるんですよ。
普段あまり見ていないとは思いますが、タクシー乗り場と書かれた看板が立っています。
そこは普通のタクシー乗り場なので、先ほど書いた感じでタクシーを探していただければ大丈夫です。
しかし、タクシー乗り場でもなんでもない場所に車を止めてドアを開けているタクシーは要注意です。
特に三宮に多く見られるのですが、近かったら乗せてくれません。
昔ほど露骨な言い方はしなくなってきていますが、やはり乗車拒否されたら腹立ちますよね。
私も昔三宮から実家の芦屋に帰ろうとドアを開けているタクシーに乗り込むと『近いから無理』と当然の様に言われました。
若かった私は『じゃぁ近いんやったら歩いてみろ』と言って喧嘩になってしまったのは今は昔の思い出です。
その後タクシー乗りになってわかったのですが、彼らは狙っている獲物の大きさが桁違いでした。
最低でも大阪でないといけないそうです。
1日に2~3回の仕事で売り上げを作って帰りたいそうなので、芦屋なんて行ってる場合じゃなかったようです。
今当時と同じ事を言ったら大変なので最近では『芦屋ならあのタクシーが行ってくれますよ!』と言って違うタクシーを手配してくれる様になりました。
彼らは当番製で花嫁さんを送る係りを作っています。
なので、昔ほど腹の立つ対応をされる事は減っているとは思いますが、所詮は乗車拒否です。
その様ななまくら運転手に売り上げ貢献しないで頑張っている人に乗ってあげてください。
因みに花嫁さんとは近距離のお客様を指す隠語です。
何故花嫁さんなのかと言うと、花嫁さんはドレスを着ているので徒歩にて移動するのはとても大変です。
どんなに近い距離でもタクシーで移動します。
そんな所から近場移動をするお客様を花嫁と言っています。
という事で、三宮でタクシーを探す時は、タクシー乗り場を探して先ほど書いた様な探し方をするか、自分の贔屓の会社や運転手を捕まえておいて電話で呼ぶのがベストです。
流しのタクシー
タクシーの基本は流しです。と私が入社した時は教わりました。
しかし今は時代が変わってきて無線営業が主流になっています。
流しで頑張っている運転手は大抵の場合良い運転手が多いのは間違いありません。
何故なら彼らはお客様が乗ってくださるかもわからない中ひたすらお客様の手が上がるのを待ちながら走っています。
上がった時の喜びたるやそれはそれはすごいんですよ。
私もそうでしたが、出来る限り良い接客をしてこのお客様を次につなげたいと思って仕事させていただいていました。
しかし残念ながらそのタクシーが流しで走っているタクシーなのか、どこかに移動しているだけのタクシーなのか見分けがつきません。
ということで、残念ながら走っているタクシーは基本的にハズレと考えていただいた方が良いのかもしれません。
急いでいて仕方なしに乗ったら最悪の運転手だったとか残念すぎませんか。
それなら家を出る数分前にタクシー会社に電話をかけて車を呼んでおいた方が良いに決まっています。
どうせ同じお金を払うなら気持ちよく出したいじゃないですか。
流し営業を主流にしていた私が言うのはとても嫌なんですが、流しはハズレを引く事が多々あります。
良いタクシーは捕まえておく
結局タクシーは変なおっちゃん率の方が高いという事です。
なので、自分が気に入った運転手さんを見つけたらその運転手さんの名刺をもらって直接連絡をとった方が確実に良いです。
最悪その運転手が休みだったとしても、代わりの運転手をよこしてくれます。
勿論自分の大切なお客様を行ってもらうのだから変なおっちゃんに頼んだりすることなんてまずありません。
私も晩年はほとんど電話で仕事していました。
そして自分の信頼出来る運転手数人とお客様を分割して仕事をし、売り上げを上げていました。
会社的に違反とされる事が多い取り込み営業ですが、大抵の運転手はしていると思います。
もし直接やりとりする事に抵抗があるなら、その運転手が所属している会社に電話をかけて指名配車を依頼すれば問題ありません。
あまりタクシーに乗る機会が少ないから気が引けるとか思う必要はありません。
運転手はそれでご飯を食べているので余程都合が悪い時以外は絶対行きます。
とっても悪い運転手に当たってしまった場合
タクシー乗りの中には世間の常識が全く通用しないオッサンが多々存在しています。
兎に角態度が悪い・愛想が悪い・言葉使いが悪いなど等あると思います。
そんな事を攻めた所で面倒くさいだけです。
注意して解るならその人はとっくに変わっているので『私が注意してあげなきゃ!』みたいな正義感は無用です。
そんな人は一生懸命タクシーという仕事をしている運転手にとっては不要以外の何物でもありません。
そんな運転手がいるからタクシー運転手という仕事がアホでも出来る様に思われて馬鹿にされてしまいます。
ということで、ここからはお願いになります。
もしとてつもなく悪い運転手に出会ったらその時は諦めてください。
不運と言ってしまうと大変申し訳ないのですが、運が無かったと諦めてください。
そして、助手席の前に掲示してある乗務員証を撮っておいてください。
写真と氏名と乗務員番号と所属会社が書かれています。
それをしっかり撮影してお家に帰ってきてください。
なお、通報先でよく言われるのが兵庫県タクシー協会と言われがちですが、タクシー協会は一応送っておく程度に思っておいてください。
一応と書いたのは、あの協会の理事は各タクシー会社の社長やオーナーで構成されています。
これで意味わかりますよね。
という事で、陸運局に直接連絡していただきたいのです。
運転手にされた仕打ちをしっかりとしたためて写真を添付して送信ボタンを力強くプッシュしてください。
日時、乗車場所、降車場所等も書いておいて下さい。
勿論その運転手が所属している会社にもクレームとして電話をかけてみてください。
クレーム内容によっては支払った運賃が返ってくる場合があります。
最後に念のためもう一度書いておきますが、このテキストはあくまで兵協やタクシー運転手を悪く言いたいのではありません。
今後タクシーという公共交通機関がより良く皆様に愛され、タクシー運転手というだけで無意味に馬鹿にされるような事がないように。
運転手という職業が私のように『仕方なく始めた』ではなく、運転手になりたいと思ってもらえる職業になっていただきたいと思ってのテキストです。
皆様がより良い運転手に出会え、より快適な移動が出来ることをお祈りして今日の無駄に長いテキストを締めたいと思います。
長文駄文にお付き合いくださいありがとうございました。